生活習慣病は、悪い生活習慣によって引き起こされる病気の総称で、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などのように自覚症状がないまま進行していくものもあります。生活習慣病の患者数は増加傾向にあり、平成20年からは特定健診が導入されて、国として予防と治療の取り組みが行われています。原因の多くは食べ過ぎ、偏食、運動不足、ストレス、お酒、タバコ、肥満などで、ある意味ほぼすべての方が生活習慣病予備軍だと言えるでしょう。命の関わる深刻な状態へと発展する可能性がある一方で、生活習慣病は早い時期から対策を講じれば発症や悪化を防ぐことができます。