現代社会はストレス過剰になっている社会といっていいでしょう。人は、ストレスに晒されると、そのストレスから体を守ろうとして、いろいろなホルモンが分泌され、安定した状態に戻そうとする反応が生じます。しかし、その反応は必ずしも好条件をもたらすわけではなく、いろいろな臓器に働かけ、場合によっては臓器障害をもたらしてしまうこともあります。血管の緊張のために高血圧症を発症したり、疲労から逃れるために過食になり糖尿病、肥満症、脂質異常症を発症したりします。また、その結果として動脈硬化が進展し、心臓障害、腎臓障害、脳血管障害を発症してきます。あるいは、胃腸障害を発症し、食欲減退、消化性潰瘍、過敏性腸症候群なども起こしてきます。また、人はストレスのために、抑うつ気分、無力感、逃避行動をとるようになり、心の病も発症してしまうこともあります。
私は、こうした病気は生活時間の最も長い場所で、その病気に合ったケアをしていくことがベストと考えます。ストレスがない社会にすることはできません。しかし、ストレスによって芽生えた病気の芽を早いうちから摘み取り管理していくこと、病気を発症してしまった場合はできるだけ安定した病状にしていくことが重要と考えています。
ここ銀座では、多くの人が働いています。そんなビジネスマンパーソンの『職場のかかりつけ医』となり、少しでも身近な場所で、体の相談にのれる医者、医療機関を目指します。
また、立ち仕事をされている方が非常に多い土地柄です。当院では下肢浮腫の診断と治療、下肢静脈瘤の診断と治療を積極的に行っておりますので、足のむくみ、疲れ、こむら返りなどでお困りの方はご相談ください。特に下肢静脈瘤に関して、術前検査や術後チェックは必要ですが、日帰り手術を保険診療で行っております。問題がなければ手術後に帰宅できます。